流体エネルギー研究室
近畿大学 工学部 機械工学科

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BEMTurbine


BEMTurbine は,当研究室で開発した風車の設計と解析に使われるオープンソース計算ツールです.

このツールは翼素運動量理論 (Blade Element Momentum Theory, BEM) に基づくもので,以下2つの主要なパイソンスクリプトから構成されてます:

  1. optimum_rotor.py: ベッツの最適ブレード理論に基づきブレードの最適形状 (ねじれ角,翼弦長)を決定します. 入力パラメータは,setup/optimum_rotor.inp の中で定義する必要があります.

  2. BEM_analysis.py: 次の2つの解析が行えます.
    (i) 推力,トルク,およびパワー係数を周速比の関数として見積もる
    (ii) パワー,推力,トルクを風速の関数として算出する.






可変風速型風洞


風洞は密閉回流型で,測定部の断面は 一辺 0.59 m の正方形,そして流れ方向の長さは 1.38 m です.

本風洞では,定常流 (steady flow) の他,脈動流(oscillating flow)や,突風 (gust) も作り出すことができます.